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ジャック・ラング氏
大林賞受賞記念講演&シンポジウム
「今、世界の文化政策に求められるもの」


東京藝術大学は12月14日に元フランス文化大臣であるジャック・ラング氏の大林賞受賞を記念し、講演会とシンポジウムを開催いたします。
「今、世界の文化政策に求められるもの」というテーマで、ジャック・ラング氏の記念講演と、東京藝術大学の教授や出身アーティストを交えたパネルディスカッションを行います。
 ジャック・ラング氏は、ナンシー大学在学中に現在のナンシー国際演劇祭の前身であるナンシー演劇祭の設立に創設メンバーとして参加し、ナンシー市が世界から注目される文化芸術創造都市へと飛躍するきっかけを作られました。また、ミッテラン大統領の下で文化大臣としてハイ・アートとロー・アートの垣根を取り払い、旧来の芸術様式に加えてサーカス、写真、大衆音楽、モード、デザイン、なども「文化」として国の支援対象とし、国立サーカス学校や「音楽の祭典」を創始したり、また地方自治体への文化予算の委譲をすすめ、地方分権化を推進したりするなど大胆に文化政策改革を推し進めるという実績を残されました。さらに、フランス革命200周年記念行事では総責任者となり、ルーブル美術館のガラスのピラミッドや新凱旋門の建設など一連の「大工事」(les grands projets)事業を指揮し成功に導かれました。
長年に渡るその先進的な文化政策と地方創生への取り組みが、フランスの都市改革やそこに住む人々の暮らしに多大な影響を与え続けてきた同氏の功績が評価され、大林賞の受賞に至りました。
 現在、日本でも地方文化の再活性化を基軸とする地方創生への期待が膨らんでおります。また同時に国のGDP向上における文化経済の貢献力が注目されています。そのような状況の中、もともと文化的に影響力の高いフランスという国を舞台に、その時代に合わせた革新と法制の刷新、首都および地方都市を結んだ拠点の体系的組織化という前人未到な業績を残され、今なおその活動を国際的に精力的に持続されているジャック・ラング氏に都市と文化をテーマに新しい時代を見据えた文化政策の重要性を問い、参加メンバーとディスカッションを行うことは今後の日本文化に必ずや大きな問題提起になることと信じています。

問い合わせ先:050-5525-2403(東京藝術大学社会連携センター)
主催:東京藝術大学 COI拠点文化外交・アートビジネスグループ、公益財団法人大林財団
協力:駐日フランス大使館

【参考】
ジャック・ラング氏
http://www.obayashifoundation.org/obayashi_prize/prize10_2018.html


▼クリックでPDFが開きます


日時:
2018年12月14日(金) 14:00 - 16:00
東京藝術大学COI拠点
Arts & Science LAB 4F 球形ホール
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8

プログラム
14:00 - 14:05     挨拶
14:10 - 14:25     藝大生によるコンサート
14:30 - 15:00     ジャック・ラング氏受賞記念講演
15:00 - 16:00     パネル・ディスカッション

登壇者 (五十音順)
ジャック・ラング氏(アラブ世界研究所(IMA)理事長)
青柳正規(前文化庁長官、東京藝術大学特任教授)
伊東順二(コーディネーター、東京藝術大学特任教授)
隈研吾(建築家、東京藝術大学客員教授)
千住明(作曲家、東京藝術大学特任教授)
宮廻正明(東京藝術大学名誉教授)
舘鼻則孝(アーティスト)