コシノジュンコ 東京藝術大学客員教授(ファッションデザイナー)をゲスト講師として招き、澤学長プロデュース若手芸術家支援オムニバス講座「対極の考え方 ー常識から脱皮ー [後編]オリジナルが大切」が開講された。
デザインを生み出す上での発想の原点や、様々なアーティストとの関わりの中で刺激を受けた創作の哲学が、たくさんの写真や動画を通して伝えられた。講義の後半では、今回も活発な質疑応答が繰り広げられた。
参加した学生からの感想の一部を以下に紹介する。
「コシノ先生ならではの連想ゲームのような思考のお話は強烈なインパクトでした。社会性や環境、マイノリティなどの観点が求められがちな現在のモノづくりの中で凝り固まってしまっていた自分の創作に気づき、もっと思い切って、大きく、ゆったりと始めようと、勇気がもらえた気がします。」
「近ごろがんじがらめに難しく考えがちなことが多かったので、『目の前にあるもの』『身の回りにあるもの』からはじめるというお話を伺い、少し頭の中がクリアになりました。」
「コシノ先生の歩まれてきた輝かしい功績は、常に新しさを求めながら挑戦し続け、周りの繋がりを大切にするその姿勢にあったのだなと感じました。私自身やりたいことや意志をあまり外へ発信することが少ないので、これからはチャンスが増えていくことを願って、自らたくさん行動していきたいです。」